ニホニウム

  • 2016.12.04 Sunday
  • 00:34

113番元素の正式名が決まりました。

ニホニウムです。

 

仮の名前はウンウントリウム。

欧米しか命名権を取ることができなかった元素周期表の一つに、アジアの島国の名前をつけることが認められたのです。

 

百年来の悲願でもありました。

1908年。

明治時代に小川正幸博士が鉱物の中から新元素を発見。

43番目元素ということで

「ニッポニウム」

と命名。

周期表にのせられたこともあったみたいです。

後に否定されて、周期表から消えてしまいました。

のちに75番の元素であったことが分かったのですが、ニッポニウムの名前は復活することはなかったのです。

名前はレニウムになってしまいました。

 

1940年に、仁科芳雄博士によって93番元素発見もかなり近いところまでいきましたが、戦争寸前の時代でもあり、装置も予算も厳しく、確認まではいけませんでした。

ネプツニウムのことです。

 

自然界に存在するのは95番までの元素です。

すべて欧米に命名権は取られてしまいました。

 

あとは作るしかありません。

103番以上は超重元素といわれる、作るのも不可能に近い元素です。

作ることができたのはドイツ、アメリカ、ロシアの三カ国だけです。

 

そんなアウエーの中で理化学研究所が作ったのが113番元素

超重元素制作三大大国も作り出していました。

 

大国を押しのけて、命名権をつかみ取った理由はデーターの質の良さです。

 

ニッポニウム以来の悲願です。

でも、ニッポニウムの名前は使えないのです。

正式でなくても一度つけられた名前は使用することはできないルールなのです。

 

 

新元素の名前はニホニウム。

元素記号案「Nh」

 

同時に命名権を得たのはあと三元素

115番:モスコビウム

ロシアの地名ですね。

 

117番:テネシン

アメリカの地名。

 

118番:オガネソン

ロシアの博士の名前ですって。

 

理化学研究所は次に119番元素、ウンウンエンニウム制作、命名権を狙っているそうです。

超重元素三大大国も、もちろん狙ってます。

 

 

 

この世のものすべては元素でできています。

でも、そこには超重元素はありませぬ。

 

 

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