太公望の言葉

  • 2015.12.01 Tuesday
  • 00:29
生没年不明 中国 周初期(たいこうぼう)


 

「枯骨や死んだ草が、なぜ凶とわかる?」



 
王と后の悪政によって商という古代国家が終わりに近づいた頃のお話です。

周の国の武王が商の国に攻め入るかどうかを決めかねている時
神職に戦の勝敗を占うように命令しました。
神職が卜筮(ぼくせい)という、亀甲を焼いてできる亀裂により吉兆をはかる占いで結果をさぐりましたら、凶と出て負けを表してしまいました。
 
王が神職の報告を受け攻め入ることを止めようとした時に、
参謀の太公望が 神職が占いで使った甲羅や草などを踏みつけて言った言葉がこれです。

戦争の結果は大勝でした。

敵の商王は神職の言葉を信じる王でした。
占いの結果は周に勝つを表す吉でした。
勝は確実という神職の言葉を信じた商王は、周をなめたまま戦いました。
結果は大敗しました。
自分の決断に責任を持った周と、占いに頼って現実を見れなかった商では、おのずと結果は違ったわけですね。

物事を決めると言う事は責任があることです。
時には命がけの責任を取らなければならないこともあるでしょう。
商の王は決めることも責任も放棄して、 結果、国を滅ぼしました。

太公望は自分が決めたことを 結果も責任も命をかけて果たそうとしたのでしょう。
生きると言う事は、
「選び取って、責任を取る」
これの連続です。
責任を取れる決断ができることを自由といいます。
甲羅なんか焼いても未来なんか見れません。
占いで人生を左右されるのは自分を捨てるのと同じです。
責任ある決断と行動が結果を生み出すのです。

一度限りの人生、迷信の奴隷になってる時間はムダなだけです。

 
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