晏嬰の言葉

  • 2015.09.13 Sunday
  • 00:13
?〜紀元前500 中国 春秋時代(あんえい) 
 

 

我が君、社稷(国民の生活)のために死ねば 
 私も社稷のために死ぬ 

我が君、社稷のために亡命すれば、 
 私も社稷のために亡命しよう 

 しかし、 
 我が君が、自分のためになにをなさっても 
 お供はしない 



 

晏嬰は斉の国の宰相にまでなった人です。

 晏嬰が宰相になる前、国でタイヘンな事件がありました。  
君主の荘公が部下の崔杼の妻と密通して、 それがバレテしまい、 崔杼に殺されてしまいました。

 晏嬰が、殺された荘公の前で泣きながら言った言葉がこれです。 

「君主が国民の生活を守るためには、私も命をかけよう。
 しかし、私利私欲のお手伝いは出来ない。」 

 と言うことです。 

 晏嬰は君主について、 
「国民をあなどるべきではなく、国民の生活に仕える者である。」 
 と言っています。 

 また、臣下について、 
 「給与のために君主に仕えているわけではなく、 国民の生活のお手伝いをする者である。」
 と言っています。

 政治だけでなく、 学校、会社にも通じる考え方だと思います。 
生徒のための学校、生徒のための先生。

 消費者が喜ぶもの、買っても良いと思うものを作り出す。 

プロ根性ってこう言うことだと思います。 

 この話には続きがあります。

 斉の国の歴史記録官は、 
 「荘公は部下の崔杼に殺された。」
 と記録に書き、怒った崔杼に殺されてしまいました。 
 殺された記録官の弟が後を継ぎ、 同じ事を書いたので、また殺しました。
 後を継いだその次の弟も、同じ事を書き、 さすがの崔杼もあきらめてしまいました。 

現代の公式文でも、新聞でも、思想や私欲などで都合の良いように書きかえたり、 平気でウソを書いたりする人もいるようですが、 
事実を事実のまま、命をかけて、
書き残すプロ根性に ビックリしてしまいますね。





危機的状態では、正確な情報だけが多くの命を助けてくれます。
このような状態の時は、思想や私欲にまみれた報道などは通用しません。

もっとタチが悪いのは正義感でオブラートされたウソの報道です。
悪気がないほど、多くの人の命を奪ってしまいます。


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