ニボルマブ

  • 2015.05.19 Tuesday
  • 23:26
癌を手術しないで治せたら最高ですよね。
生物の体には免疫ちゅうもんがあります。
病原体や自己意外の物質、異常なエラー細胞などをやっつけちゃうシステムですね。

免疫細胞ががん細胞を攻撃しまくる。
体を切ることもなくやっつけてくれれば最高ですね。

ところが免疫力が弱まり、攻撃力よりがん細胞増加のほうが強ければ、治療もおっつかなくなります。
ならば免疫力をもっともっと高めて、がん細胞をやっつけることができれば・・・・
ダメなんですわ。
そんなにうまいことは行きませんがな。


癌の免疫療法は怪しげなもんで、治る可能性は眉唾モンでしたです。
とにかく信用はありませんでした。
変な雑誌の広告ネタぐらいでしたのです。
 
今までの免疫療法ってのは、免疫細胞を増やしたり、細胞のパワーを上げるようなことをしたりしてたのです。
んでも効果は、ないと等しいぐらいに薄かったんですわ。
攻撃力にブレーキがかかっちゃうんですね。
免疫ですから、ブレーキがないと自分自身も攻撃してしまいます。
癌細胞を自分の正常な細胞と勘違いしちゃって攻撃をやめちゃうんですわ。
これで効果がなくなっちゃうんです。
実際に免疫力で癌を治す薬ってのは、日本ではいままで認可を受けたことはないそうですわ。

免疫力って暴走しないんですわ。
そのブレーキの名前が免疫チェックポイント。
ある程度以上の攻撃力はブレーキがかかって削除されちゃうんです。

そのブレーキを外しちゃうのが免疫チェックポイント阻害剤。
いままでの免疫療法とは考え方がまるで違うんですわ。
その新薬がニボルマフなのです。
ちゃんと日本で認可を受けている薬です。

2012年の論文で大騒ぎになったんですけど、治療の手立てのない癌患者にこの薬を投与したところ、皮膚がん、非小細胞肺がん、肝臓がんに効果があったってんですね。
実際に癌が小さくなる、もしくは成長が止まり大きくならないっていう効果があったそうです。
しかも長期持続の効果があったってんですね。 これは薬です。病院で点滴で投与していただくのです。
怪しげな変な奴と相談しちゃダメなのです。
薬ですから副作用もあります。
免疫が強くなれば自分を攻撃しちゃうって副作用があるのです。
お医者さんとちゃんと相談しないとダメなのです。

スンバラシイはなしでございます。
んでも、ざんねんながらすべての癌を撲滅させるスーパー薬ってところまではいきません。
4人から5人に対して一人ぐらいの効果らしいです。
この薬が効く患者さんに投与すれば爆発的に効くんですけど、効かない人には効かないんです。

完治する人、がんの成長が止まる人、悪化する人。
人によって効果がまるで違うんですわ。
免疫細胞自体がヘタってしまっていればブレーキ以前のもんだいです。
それ以外にも効かない理由が考えられていますが、はっきりしない部分もあるみたいです。

ただ、治療不可能な方の2割から3割の方が効果があるってんですね。
これはおおきな出来事です。
何故に効かない人がいるのかってのも、その理由が見つかれば治療が可能になるでしょうね。

いままでの癌の免疫療法はほとんどが、わけのわからんいかがわしい話でした。
でも、このニボルマブは間違いなく、医学世界の大きな一歩なのですわ。
詳しくはちゃんとしたお医者さんに聞いてくださいませ。
めっちゃ期待できます。
生きるために生きるんです。
JUGEMテーマ:
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< October 2020 >>

selected entries

categories

archives

recent trackback

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM