野生の命、ペットの命

  • 2014.12.02 Tuesday
  • 11:16
ハムスターってのはカワイイですね。
子供の頃に
「買って買って」
って言ったこともある方も多いのではないでしょうか。
「ハムスターってネズミじゃないの」
って台無しのお言葉とともに買うことを拒否され、涙した方もいらっしゃるのではないでしょうか。

あなたがほしがったハムスターはネズミの仲間でございます。
命の長さは二年、上手に飼えば3年ぐらい生きることもあります。

多くはデキモノが出来ておかしくなっていくことが多いですね。
体が小さいですから、検査で血を抜いただけで血液量が足りなくなって死んでしまいます。
切開手術なんかしたら出血多量で死んでしまいます。
薬で治すか、デキモノを焼くような治療しかないですね。

でも、それはペットのハムスターの話。
自然界のハムスターはデキモノが出来る前に死んでしまいます。
自然界では一年も生きてないんですわ。

人間も縄文時代の平均寿命は20歳までは行かなかったようです。
その頃に比べれば今はとんでもない齢まで生きられる人が増えましたよね。

人間もペットも寿命はどんどん伸びてます。
そのかわり受け入れなければならない障害が現れました。
成人病です。
自然界ならば成人病が起こる前に命が終わってたんですね。

老いれば、肉食動物ならばエサをとれなくなってしまいます。
草食動物ならば群れからはぐれて肉食動物の餌食になってしまいます。
老いとともに起こってくる病気も野生では起こらないんです。

ところが野生でも、老いを無視する生物がいるんですわ。
しかも微生物じゃなく、哺乳類に存在するんです。

その老いを無視したすごい哺乳類の名前はメクラネズミ。
名前を見てガッカリしないでくだされ。
ヨーロッパの土の中でお住まいのネズミさんなのです。

大雑把なんですけど、哺乳類の寿命は体の大きさに比例するんです。
ネズミさんなんかは短いですし、ゾウさんは長いんですわ。
ところがこのメクラネズミ、小さいくせになんと20年以上。
体に信じられないカラクリがあるのです。
ガン細胞を死滅させるタンパク質を持っているのです。
ガンが発生したら細胞を殺しちゃうタンパク質であるインターフェロンβが分泌され、がん細胞を死滅させちゃうんですわ。
ですからハムスターみたいにデキモノが出来て死んでしまうことはないのです。

この仕組が完全に理解され、人間のガン治療に使われるなんてことになったら、ますます平均寿命が伸びちゃいますね。
でも、平均寿命が伸びたからって、自分の寿命が伸びたわけではないのですわ。
こいつらは自分の可愛さを知ってるんではないかいな。
しぐさがカワイイくて短命って、卑怯ですね。
 
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