生老病死

  • 2014.09.07 Sunday
  • 18:06
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知り合いの死って、とっても悲しいですよね。
大切な人、大好きな人であればなおさらです。

その人と自分との大切な関係が、死という現実によって引きちぎられてしまう感覚ってのは耐え難いものですね。

お墓参りや、思い出の場所、星、季節の変化の中の自然の風景などを見て、亡くなってしまった方を思い出すようなこともあると思います。

その生命は、もちろん墓にもいません。
でも、雨や風、星なんかの自然の中にもいません。
そんなことは誰もが知ってることであり、気づいてることです。

思い出は理論じゃないんですわ。
情の世界なんですね。

そう思うことによって、失ってしまったその大切な方とのつながりを心のなかに残すことが出来るんですわ。
その方の大切にしていたものを捨てることが出来ない。
その人の生き様を訪ねてみたい。
その人の感じた自然の流れを共有したい。

そうすることで、その人との大切なつながりが守られるんですよね。

そのことによって救われるのは亡くなった方ではありません。
救われるのは、生きている残された方です。
心のなかにその人が生き続けることが出来て、大切なつながりを維持できるんですね。
大切なつながりは、あなたが捨てない限りはなくなることはありません。

命を生きているものは必ず死にます。
でも死には順番はありません。
若いから長生きする。
齢をとってるから早く死ぬ。
そんな保証はどこにもありません。すくなくとも津波は根こそぎ持って行ってしまいました。

残された人は、次の一歩を歩まないといけないんですわ。
それが命を生かさせて頂いているものの務めなんですわ。

長生きすればするほど、どうしても別れが多くなります。
そして老いも感じるようになります。
もちろん思い通りにならないことだらけです。

でも、その老いてなおある命は特権なんですわ。
生きたくても生きられずに死んでいった多くの命があります。
思いもしない病気や事故で命を落とす人もおられます。
生きれるのならば生きたい。
死にたい人なんかいません。
自殺して死ぬ人も、その人が持っている生きるための条件が揃ってたら死を選ぶことはなかったんですわ。
老いまで届かなかった多くの命がある中、ほんの一部の人が老いを経験できるのです。

老いた人は自分の命を大切にしてください。
そして死ぬためじゃなく、生きるために生きてください。
あなたの人生の主人公はあなたなんですから。
あなたはあなた自身を思い通りに出来ます。

でも、あなた以外の人はだれも思い通りになりませんし、できません。
もしも誰かがあなたのことを思い通りにしようとして、出来ないことに文句を言ってきたり嘆いたりしてきたら、それを聞いていられますか?
どんな関係であろうとも、自分以外の別の人の人生の主人公を取り上げることなんか誰も出来ないんです。

もうひとつ思い通りにしてはいけないものがあります。
あなたの死後の主人公はあなたじゃありません。
あなたが死んだ後に、送る側にとって悲しみから立ち上がることを邪魔するような言葉は残さないでください。
あなたが残そうとしているその言葉は、あなたが送る側の立場となった時に聞くことが出来る言葉でしょうか。
もしも聞けない言葉であるならば残すべきではありません。

残念ながら人は老います。
でも、老いは終わりではないんです。
老いた中でできること、体と相談しながらできること。
自分が人生の中で諦めていたことにチャレンジしなおすのもいい。
行けなかったところに行ってみるのもいい。
死ぬまで人生は続くんです。

死ぬために生きないでください。
生きるために生きてください。

野生では老いれば死が待ってるだけです。
老いは特権なんです。
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