自由は責任あってこそ

  • 2014.01.04 Saturday
  • 13:10
JUGEMテーマ:世界平和


自由、平等、友愛
なんと心地よい言葉でしょうか。
これはフランス革命の標語だったらしいですね。

ミルグラム実験って実験があります。

アイヒマンってご存知でしょうか。
ヒトラーの右腕で何百万人の人の命を消していった、ナチスの重鎮です。
アイヒマンは戦争の後、南米に逃亡し、1960年に捕まるまで、自動車工場の主任になって平穏な生活を送っていましたのです。
アイヒマンは誕生日に花屋で彼女に贈る花束を購入したことによって、捕まるきっかけを与えちゃったんですわ。
その日がアイヒマンの妻の誕生日とおんなじだったんですね。

アイヒマンは人を人とも思わないナチスの重鎮、生粋の悪魔だったのか。
それとも妻に花束を送り、部下に気を使う自動車工場の気のいい主任のおっちゃんだったのか。

捕まったアイヒマンは小役人的な凡人にしか見えなかったそうですわ。
裁判では
「命令に従っただけ」
という発言でした。

あと有名な発言として
「一人の死は悲劇だが、集団の死は統計上の数字に過ぎない」
という言葉を言ってます。
最後まで無罪を主張したそうです。

んでも、ミルグラムの実験は、誰もがアイヒマンの精神状態に陥ることを証明したのですわ。
実験対象は40人でした。
生徒が、被験者にドッキリを仕掛けるのです。
被験者は生徒と別の部屋にいて声だけが聞こえるだけです。
被験者は先生となり、質問をして生徒が答えを間違えると、目の前のダイヤルを回すのです。
そのダイヤルは答えを間違えた生徒に高圧電流を流すスイッチなのです。
電流を流された生徒は苦痛の叫び声をあげるのです。

現実には苦痛の声を上げる演技だけなんですけどね。

実験の最中には権威のあるような教授のような役の人が現れます。
「一切の責任はあなたにはありません。責任は大学が取ります。生徒が間違えましたのでダイヤルを回してください」

あなたはこの被験者の立場になったときに、ダイヤルを回すことを断ることは出来ますか?

実験結果は40%が300ボルトまでダイヤルを回しました。
だらば、あとの60%は断ったのか。
そーじゃないんですわ。なんと死亡する可能性のあるダイヤル最高値の600ボルトまで上げたのです。
叫び声を聞き、笑いながら上げた方もかなりいたそうです。

断った人はだれもいなかったのです。

人は権威に溺れ、責任が無くなった時に、鬼にでも悪魔にでもなれるのです。

権威は正義に、責任は団体になることで、倫理なんて簡単に壊せます。
自由、平等、友愛を掲げる団体が、それを否定する人に、束縛、差別、暴力を行うなんてカンタンなんですわ。

話がでかくなると人は心地よくなります。
世界平和なんてステキな言葉でも、それを権威にして責任がなくなれば、カンタンに悪魔になれるんですわ。

世界平和を目指している人は、まず家庭平和を目指してください。
目の前の現実は、自分を権威と無責任から救ってくれますよ。

集団の死は、一人ひとりの命の集まりの死なのです。

自分がされたら嫌なことは、他の人にやったら嫌がるに決まってるのです。
おまえ、ちょびひげあるやん。
しかも目が青い。にてる・・・・・
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