カントリーリスク

  • 2011.03.22 Tuesday
  • 18:12
JUGEMテーマ:天候、地震など
 
このページを始めたころにカントリーリスクって文章を書いたことがあります。
そのきっかけは、阪神大震災に行かれた消防の方の講義を受けたことがきっかけでした。
でも、その時には分かってたような気になってただけなんですわ。

本来の意味は海外投資をするときの、国の事情による投資回収不能になる危険度のことですわ。
ここでの意味は、集団で快適に住むことによって起こりうるリスクのことです。

今回の地震を、栃木の高速道路の上で体験しました。
ちょうど自電車競技のバンクの上を走ってるように、下に向かって引きずられるような感覚がハンドルに伝わってきました。
しかもそれが左右に何回も変化するのです。
逆ハンを切りながら、揺れに合わせるので精一杯でした。

それが収まってから通行できる道路や、何が起こったのかなどの情報を知るためにラジオやテレビ、i-Padを使ってネットをつなげば、恐ろしい情報がガンガン入ってきます。
津波が田園を走っていく生の動画も目にしました。
人がいる車や家が流される動画。
燃える海が動いている動画。
言葉も出ません。

昔に聞いた消防の方の講義は、
震災、薬は一人分。
目の前に助かりそうもない大けがの赤ちゃんと、助かりそうな怪我をした犯罪者。
どちらを治療すべきかっていうような問題を与えられました。
二人とも助けられれば理想ですけど、できれば赤ちゃんを助けたい。
でも、危機的状態ならば、助かりそうな方の治療を優先すべきであるってんですね。
頭では理解できます。
でも、それがリスクなんですね。

今回でも、家がつぶれて自分が埋まってしまって身動きが取れない。
家族が外にいたとする。
そこに大津波。
それならば
「自分を捨てろ。高台に逃げろ」
って言う言葉が家族を助ける方法になるんですね。

日本はとても便利になりました。
でも、便利になればなるほどそれが使えなくなった時のリスクは高くなります。
冷暖房のきいた心地よい空間。
電気が来なくなったら、そのギャップは大きくなります。

ぬかるみもないアスファルトやコンクリートで整地された土地。
でも、何かあっても畑も作ることはできないんですわ。

きれいな高層ビルで多くの人が快適に住める空間。
でも、何かあったときのリスクは大きなものになります。

もちろん発電所でも同じです。
発電所とその周辺、燐地区、燐々地区は補助金がもらえます。
でも、それだけリスクは高くなるんですね。

便利になれば人が集まる。
人が集まれば、もっと便利にするためにエネルギーが必要になる。
リスクが高まる。

でも、そんなこと普段から考えながら生きていることはできません。
事が起こったからこそ気づけることなんですね。
でも、事が起こったときに助けになるのは思想や理論、批判じゃない。人なんですわ。

リスクが現実になってしまった現在。
次はそこからの復興です。

売名行為やパフォーマンスって言葉があります。
行動を起こせば必ずついてくる言葉です。
著名な方であればあるほど、その言葉は目立ってきます。
行動することをそう呼ばれてしまうならば、そんな言葉は放置したまま行動すべきですよね。

行動したい。それは自分がしたいのであって、他人から何を言われたってカンケーないことです。
することによって自分が安心できるんですものね。
目指すのは復興だけなんですわ。


ニュースで見つけた写真です。

配給の列に並ぼうとする子供とお母さん。
列は乱れることはないです。

この写真で思いは大きくなりました。
復興できます。
できることを手伝いたいです。

この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< October 2020 >>

selected entries

categories

archives

recent trackback

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM