法治国家

  • 2010.01.09 Saturday
  • 17:00
ルールってのは考え方一つで意味が変わっちゃうんですね。

どんなルールでもいいんですけど、目の前にあるルールを見てあなたはどちらの考え方を選びますか?
「このルールは最低限守らなければならないものだ」
ってものと
「このルールさえ守っていればあとは何をしてもいい」
って考え方。

ワケのわからんやつにつけてもらうのは別にして、親が子供に名前を付ける場合、願いを込めてつけますね。
「まこと」って名前でも、真、誠、実、允、信、亮・・・・って、変換してるだけでもきりがありませんがな。
その漢字の意味に願いがこもってます。
その願いってのは、それだけ守ってればあとは何してもいいってシロモノではないですね。
最低限守ってほしい願いがそこにありまする。
んでも、それは願いであって
その名前の歴史を作るのは、名づけられた子供のほうなんですね。
親にはその歴史を変更する権利はありませんのですわ。
願いってのはそういうもんなんですね。

ルールってのは本来は
「最低限守るべきもの」
であるはずなんですけど、そのルールに統治される規模が大きくなればなるほど、
「これだけ守ってればあとは何をしてもいい」
って解釈に変化していくような気がします。
そのルールを破ったときの罰則がないものでしたら、ルールとして成立しないものも珍しくありません。
条例や憲法、国家間の条約なんてのは、その傾向が大きいですね。
それでもそのルールを最低限守っていくのが法治国家なんですけど、それをも無視できるような正義があるんですね。

いま死刑廃止論ってのが世界中で論議されてます。
これも不思議なもんで、終身刑の犯罪者を社会貢献って名前で戦争に派遣している国でも死刑廃止の国ってことになってるんですわね。
こんな国は、戦争の働き次第で減刑の恩赦付きってのがホトンドみたいですわ。
戦争の働きってのは、敵をどんだけ殺したかってお話ですね。

ちょっとまえ、死刑を最高刑としているある国の大統領にガチガチのキリスト教死刑廃止論者が当選しちまいました。
案の定の発言
「自分が任期中は死刑の許可を出さない」
って暴言。これが正しいかどうか。
死刑廃止論者にしてみればスンバラシイ事なんでしょうが、法治国家としてはどうなんでしょうね。
正義を実行したい大統領として目さすべきは、法律の書き換えってんのならば理解できます。んでも、最高裁で確定した刑罰を執行しないってのは、行政が司法を認めないのと同じなんですね。

正義によって憲法を軽視するって例はいくらでもありますね。
憲法よりも大切な人として守らなければならないものまでも捨ててしまう人もいるぐらい、正義ってのは陶酔してしまうと恐ろしいものですだ。

電車やバス、ヒコーキに爆弾を仕掛ければ、何が起こるかなんかはすぐにわかることです。
小学校でマシンガンをぶっ放せば、何が起こるかも分かることです。
隔離された住宅街にミサイルを撃ち込めば・・・
こんなことは誰にでもわかることが出来てしまう。
もちろん多くの人が死にます。その人たちは正義に陶酔したやつらにとっては敵なのかもしれませんけど、正義もくそもない赤ちゃんまでが殺されます。正義の陶酔者にしてみれば敵の子供も敵ってことで正当化しているんでしょうか?

スヤスヤ寝てい赤ちゃんを力いっぱい蹴っとばすなんてこと、まともに考えたら誰もできません。
でも、自分の陶酔している正義を盾にすれば、その敵の子供ならば出来る人がいるんですよね。
そこにあるのは正義なんですね。

これがちゃんとした法治国家で起こってしまえば、もう法治国家ではなくなってしまいます。
殺さなくても、正義によってルールを無視すれば同じ事です。
目指していものがルール改正であっても、それがたとえば少数意見などの理由で改正困難な場合はルールを打ち破っても実行するってのはいかがなものなんでしょうか。

「選ばれし人間は、人類のため社会道徳を踏み外し、悪さをする権利がある」
一つの正義をすべてとした人は、憲法さえもないものとできるだけではありません。
その憲法も自分たちにいいように解釈できるようになってしまいます。
周りの人たちにはルール遵守を求めますが、自分たちは例外となっちゃうんですね。
南極海の公海で大暴れしている奴らも同じですだ。

現在、裁判員制度というものが行われています。
裁判に参加しなければならないようなことがいきなりやってくるような時代になりました。

その裁判っていうのは罪を裁くことに参加することなんですよね。
たとえば死刑廃止を目指す人が、参加して死刑の邪魔をするってのは裁判の邪魔をしていることになるんですよね。
その人の目指すべきものは法改正であって、裁判で死刑判決の邪魔をするってのは別の話です。

本来のルールは願いであって、最低限守らなければならないものなんですよね。フレンチブルドック
こいつもルールを守ってくれてます。


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