トンキン湾

  • 2009.01.17 Saturday
  • 14:46
トンキン湾ってのは中国と北ベトナムに囲まれた湾なのです。
アメリカがベトナム戦争に介入してきた大事件が起こったところですわ。

アメリカの発表によりますと、
「トンキン湾で、ただの監視のために船を航行してたら、北ベトナム軍の船がいきなり魚雷を二発撃ってきたんよ」
ってことらしいですわ。
この事件を理由として、アメリカはベトナム戦争に介入して行ったのですだ。

ところがこの事件自体がアメリカのデッチアゲってんですね。
戦争に介入したいがために、アメリカが作り上げた事件たってんですね。
実際にアメリカ議会で、何の疑問もなく上院で88対2、下院で416対0で、戦争介入に賛成ってんですから大成功ですがな。
この偏った世論の中で、上院で反対した二人ってのはたいしたもんですね。

どうもこれがアメリカシステムのようで。ブッシュのイラク侵略戦争の理由は大量殺戮兵器をイラクが隠し持ってるってのでしたね。
どこにもありませんでしたがな。

アメリカの目的は、アメリカ版の自由思想と民主主義を浸透させることですね。
経済的にも思想的にも、「強いアメリカ」の傘の下に入れることが目的です。
その国が汚職にまみれようとも、独裁国家になろうとも、アメリカの価値観に敵対しない立場ならばOKなんですね。
もひとつが内政のトラブルがあったとき、戦争おこして隠しちゃうってのもアメリカ大統領の政策ですね。


北ベトナムを追い込むために手を出したのはカンボジアとラオス。

カンボジアやラオスなんてのはアメリカの介入を嫌ってたんですね。
当時のカンボジアのシアヌーク政権やラオスの共産主義のパテト・ラオなんかは、アメリカ傀儡になることを徹底的に嫌ったんですね。しかも国民のほとんどか反アメリカ政策を支持してたってんですわ。
本来ならば次の大統領ニクソンが手を出せる世論は、カンボジアやラオスにはなかったんですね。

アメリカの甘い言葉にだまされて、ロン・ノルって国防相がクーデターを起こし、シアヌークを追い出しました。

このロン・ノルってのが腐ったやつで、独裁と汚職が政治だって思ってたフシがあります。当然内戦です。内戦でロン・ノルをバックアップしてたのもアメリカなんですね。
現代社会の大独裁者ホル・ポトが台頭してきた原因がこの内戦なんですね。

ラオスのパテト・ラオが政権に就きそうになり、アメリカはヤバイってもんでロン・ノルをそそのかし、ラオスに空爆。ついでに北ベトナムにまたまた空爆。

インドネシア半島はドロヌマになってしまいましたがな。

結局はベトナム戦争はグチャグチャ。
ニクソンのときにアメリカはベトナムから撤退します。
なんでかしらんけど、
「名誉ある撤退」
なんてほざいてるんですね。
そのあともアメリカよりの南ベトナムに武器やら何やらと渡しまくってることをさして言ってるんならスゴイ話ですけどね。

ちなみに1973年にベトナム戦争の和平交渉は成立しました。

この和平交渉をしたのが外交の天才っていわれてたアメリカ代表キッシンジャーとベトナム代表レ・ドゥク・ト。
この二人はノーベル平和賞をいただくんですけど、レ・ドゥク・トは
「まだベトナムに平和がきてませんがな」
ってことで断ってるんですね。

アメリカも太っ腹です。
ベトナムに政治的条件をまったくつけないで、ただの復興支援として
「32億5000万ドルをあげちゃう」
って約束したんですね。

ちなみに2009年現在で、びた一文・・・いえいえびた1セントも払われていないのですだ。

うーん、さすが「強いアメリカ」ですね。

アメリカとベトナムの国交が正常化したのはクリントンの時代ですわ。

共和党の戦争大好きオヤジブッシュがグチャグチャにした世界は、民主党のクリントンがなんとか?立て直しました。

クリントンのあと、戦争大好き内政グチャグチャ、世界経済崩壊を実現した共和党の息子ブッシュ大統領は「名誉ある撤退?」ですね。
つぎは民主党オバマですだ。立て直すったって、あまりにもスタートがグチャグチャすぎますがな。タイヘンだ。
さてさて、世界は・・・・


ちなみにこの写真はトンキン湾とはなんにもカンケーないんですわ・・・・行ったことないんですわ。
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