防衛疑惑

  • 2007.10.28 Sunday
  • 17:50
「これはこれはやまだ屋、好物の黄金色のお菓子。ありがたくちょうだいするぞ。
ところでやまだ屋、最近商いはどうじゃね」

「いえいえ、防衛お奉行さまほどではございません。ただ、お国お役職賄賂禁止のミコトノリのお達しが下されたことでございます。
お奉行さまとのお付き合いもご迷惑がかかることがございましょう。
これからのお付き合いもお願いし問うございますが、なかなか難しい世になってまいりました。」

「よいよい。あれは直轄大名の勝手に決めたこと。老中が町民どもに気を使ってのことじゃ。町民どもの人気が己にかかわってくるような立場のものが気にすればいいミコトノリであって、ワシのような雇われ幕臣には関係ないことじゃよ。ふぉっふぉっふぉっ。
それよりも、このような話は場所を選んでもらわんと、ほれ、ワシの立場もあるであろうが。」

「これはこれは、それではまた例の広大な広場にある緑色の場所での、棒打ちの遊びを押さえさせていただきます。
しかしおお奉行さまの立場で、この時期にいままでのようなご接待をさせていただくのは、いかがなものかと・・・」

「やまだ屋、そこはそれ、カラクリを仕組めばすむではないか。
ワシだけで行き、ワシが出すものを出したようにすればいいことであろうが。」

「これはこれはお奉行さま。タイヘンな勉強をさせていただきました。」

「それよりやまだ屋、こんどの防衛奉行からの用達はどのぐらいを望みじゃ?」

「それはお奉行さまのお心しだいということで。御用達は多ければ多いほど・・」

「やまだ屋、おぬしもワルじゃのう。」

「いえいえ、お奉行さまほどでは」

「言うのう、やまだ屋」

「ふぉっふぉっふぉっ」


・・・ということでフィクションですだ。
汚職は経済をとめます。
近代国民国家は文民統制のコントロールが必要なんですね。
これが効かなくなると、最悪経済が破綻します。
それが防衛関係ならばシビリアン・コントロールも効かなくなる恐れ大ですだ。
シビリアン・コントロールってのは文民政治家が軍隊を統制することです。これによって軍の暴走を抑えるんですね。

これが崩壊したのがミャンマーですね。
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この国は世界有数の宝石産地なんですね。
ついでに宝石はすべて軍事政権の管理下です。
国民にはなんの恩恵も渡りません。
それどころか、軍事政権化の国費が外国に流れることを嫌い、食料や加工品なんかの国民の生活にかかわるようなものでも、かなりきつい輸入の制限をしていますのです。
公共事業なんかしても、富は一部で停滞し、経済はまったく回復しません。

この国は2005年に発表された世界汚職指数の堂々の三位につけています。

この汚職指数の第一位はアフリカのチャド。
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この国は強烈です。
NPOが支援活動をしようとしても、官僚とかかわるたびにワイロを求められるんですね。たとえばビザの延長なんかでもイチャモンつけてワイロを求めてきます。かかわらなくったって相手からかかわってくるんですけどね。
ですからどこの国のNPOの支援活動も、ワイロ地獄でつぶされちゃうんですね。
国民の生活はどん底です。公務員になってワイロをもらうしかない。ワイロを出せるのは海外援助隊ぐらい。援助隊は活動不可能になるってことで、どうにもならないんですね。

実際にフィリピンでわても同じ目にあいました。
空港では、言わないとお釣りはくれない。
荷物チェックのときに公務員が
「金くれないと通さない」
ですってよ。
文句いったらほかのヤツがきて、
「あなた私のトモダチ、私が助けてあげるからオカネチョウダイ」
ふざけんなー。
しばらくもめてたら、どうも上司が来たみたいで通してくれましたけどね。

ちなみにフィリピンは汚職指数のベストテン入りは果たしていません。
これでもまだましなほうなんですね。


日本もミャンマーやチャドにならなきゃいいんですけどね。
こんなの汚職や公金の一極集中が当たり前になったら、あっという間ですね。
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