ダイオミード島

  • 2007.10.09 Tuesday
  • 14:35
ロシアは1991年以前はソビエト社会主義共和国連邦でしたのです。
第二次世界大戦以後からペレストロイカまでの間は、アメリカを中心とする西側諸国とソ連を中心とする東側諸国とが一触即発の結晶冷たい戦争時代でした。
ということでロシアとアメリカってどのくらいの距離だと思いますか。
モスクワからワシントンDCまでですと直線で約7832キロメートルですね。
一番近いところですと、この写真です。
拡大地図を表示
右側が小ダイオミード島でアメリカです。
左側が大ダイオミード島でロシアなんですね。
「−」ボタンで広げてみてください。
場所はベーリング海峡の真ん中辺りなのです。
その距離三キロちょっとしかありません。
ついでに島の間に日付変更線まで走っているんですね。
船ボートで島を渡ったら十分ぐらいで着くんですけど、一日かかってしまうのです。
ちなみに泳げる距離ですけど、ベーリング海峡なんかで泳いだら死にます。撃沈

冷戦時代は上陸も、カメラ撮影も、近づくことも不可能だった島なのです。
当時は結晶冷たい戦争が銃熱い戦争になるための導火線の役目を果たす可能性が高かった、一番緊張した地域だったのです。
これだけ近い島なのに、東西大国の国家的事情により、世界で一番遠いところになってしまったのですだ。

冷たい戦争は終結しましたが、国境と日付変更線はそのままなのです。
国境と国家体制と国家威信が関係なければ近い地域。

アジアも含めて世界中にそんなところがありますけど、
なんとロシアとアメリカも、近くて遠い国だったのですだ。
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