五行山 マーブルマウンテン
- 2018.04.01 Sunday
- 00:14
朝です。
帰国の日です。
最後の日はマーブルマウンテンに登るのです。
ホテルの朝ごはんは、やっぱりフォーなのです
昨日、空港からの送り迎えをしてくれたジェットくんの情報で
ホイアン近辺では緑のタクシーがトラブルが少ないと聞いていたので、緑を頼むのです
なるほどメーターなのね。
でも、こっちのお金は桁がデカイから
どれが距離やら、どれが値段やらがわからんからドキドキですがな
見えてきました
山全体が大理石なのでマーブルマウンテン。
五行山なのです
孫悟空が五百年閉じ込められた山の名前ですが、それは韃靼国。
こっちは海岸側に切り立った五つの山の総称ですって。
なかなか険しそうな山の上に
仏塔が見えます
おおお、中腹までエレベーターが。
乗せてください。
大理石なんですね
かなり高いところです
この塔も
庭石も
お堂も
初転法輪も
全部大理石
ここ、地図見てもよくわからん
迷路ですがな
この迷路のような作りが利用された時代があったみたいです
この山の歴史には
戦争も深く関わっているそうです。
南ベトナム解放民族戦線
ベトコンって言ったほうがわかりやすい人もいると思います。
隠れ家的な場所になってたそうです。
戦争の傷も多く残ってます。
この奥に天井に穴が空いているんです。
ベトナム戦争のときに、米軍の砲弾が直撃して空いた穴だそうです。
でも、いまは天井から入ってくる光が美しいとされている観光スポットになっています。
戦争をこえた平和がここにはあるんですね。
お寺でお参りしてました。
お参りの方のなかにも枯葉剤の影響の方かと思われるおじいちゃんおばあちゃんがおられました。
70年代なんですものね
当時の方々がいらっしゃる国なんですものね。
その方々にとって見れば聞いた話じゃないんですものね。
この洞窟は
ドン・フェン・コンというそうです
観光の方々や
お参りする方々
仏像が
高いところにいらっしゃいます
観光と
仏事が
両立している場所です
色んな国の方がいらっしゃいます。
もちろん
ベトナムの方とアメリカの方が同じ空間で、ともにいらっしゃる空間なんですわ。
迷いに迷って
頂上に
向かう道を見つけました
この石段の向こうが
五行山
最高峰です
アヂア巨大独裁大国ともめまくってる、南シナ海の青い海!
ベトナム戦争の激戦地域にもアメリカの方もたくさん訪れてます。
すくなくとも今回ウロウロした中では、直接の戦争経験者が多く残ってるベトナムで、米に対する敵対意識を感じることはなかったです。
正午近くになると
米軍が打った砲弾直撃の穴から美しい光が入ってきます。
そこにはアメリカの方もたくさん訪れています。
未来志向ってどういうことなんでしょうね。
すくなくとも直接経験者以外の
戦争を直接知らない世代が、
われわれの祖先は被害者だ。
加害者の子孫は責任を取れ。
なんてのは違うと思いますし、加害者扱いされても不愉快ですから、戦争を知らない子供たちは来ないと思いますわ。
私が回ったところだけの話ですが、反米感情を感じることがありませんでした。
ベトナムはアメリカと経済的にも軍事的にも結びつきが強くなってるそうです。
過去にしがみ付いている近隣巨大国家とその腰巾着国家に立ち向かうという理由もあるのでしょうが、被害者意識から脱却して未来に向かってるんでしょうね。
たぶんなんですけどね
さあ、あとは名物を食して帰りましょう。
ランタンの街、ホイアン名物
ホワイトローズ
こっちの蒸し餃子っぽいものです
太い!
カオラウです。
フォーの太いやつをベトナム醤油でいただくのです。
揚ワンタン
忘れちゃいけない生春巻き。
象耳魚。
なんと熱帯魚のオスフロですがな。
うちの水槽に泳いでるのとおんなじだし。
泣きながら食べると、なんか美味しいし。
昨日の夜はたくさんの人でしたが
今日は静かです
祭りのあとなんですね
生活感がただよってきます
ただ
川に流したランタンがゴミとなっちゃってます
この国は戦争を乗り越えて、しかもそれにしがみついてないんですわ。
ステキな国です。
しまった、ことしは海に行ってない。
ダイビングしわすれた。
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