暴動の首謀者?

  • 2008.03.23 Sunday
  • 00:18
「チベット暴動首謀者はダライ・ラマである」
ってのを新華社が報道しましたね。

新華社の報道によれば、首謀者である証拠は
「暴動中止できない」
ってダライ・ラマが発言をしたってことらしいです。


四年前に、中国でおこった日本企業や日本人旅行者に対する大暴動。
反日運動の時にも似たような発言がありましたね。

あのときの中国の発表は
「今回の暴動はすべて日本側の責任であり、暴動中止は出来ない」
ってなことを言ってましたね。
日本企業の建物に石を投げている横で、中国の警察官が見てみぬフリをしていた報道は強烈でした。

まあ、被害は日本企業だけで、中国関係の建物が攻撃されたわけじゃないから、中国政府もとめる必要も理由もなかったんでしょうけどね。
世界中から非難を受けだしてから、なんでかしらんけど逮捕者がボチボチと出だしましたね。

「暴動を中止できない」
って発言が証拠ってんなら、せっかく強引に否定してたのに、あのときの反日暴動も中国政府が首謀者ってことになっちやいますがな。

指導者が
「やめろ」
って言ったらとまるんなら、イスラエルやパレスチナだって両方の指導者が何回でも中止命令をだしてます。とまってませんがな。

ダライ・ラマは亡命中です。
国家権力者でもないのに、何で止めれるんでしょうか?
中国がダライ・ラマを指導者として認めればとまる可能性もありますけどね。
ダライ・ラマがノーベル平和賞をとったときでも、その報道や関連書籍を国内に入れなかった中国です。
国家権力どころか民族的地位まで奪おうとしてるんですから、どうもなりません。
ダライ・ラマが暴動をとめられない原因を作ってるのも中国なんですものね。

なによりも人民解放軍による1949年のチベット大虐殺は、愛国教育で連鎖させた現在の中国の反日意識よりも、チベット人に鮮明に残ってるんですね。
虐殺した中国の圧政が現在でも続いているんですものね。
中国の植民地政策は、進行形なんですね。
自分たちが反日暴動を止めれないって発言してたのに、なんでチベットは止めろって命令できるんでしょうか。
チベットの独立意識や反中国運動はダライ・ラマでもとめられないでしょうね。

「自分は何をしてもいいし、自分のやることはどんなことでも感謝しなさい。
相手が自分と同じことをやったら許さんし、いつまでも根に持ってやる」
って論理がひとつの中国」を正当化できる唯一の方法なのかもしれませんね。



こんな論理、国がやってもこんだけ見苦しいです。個人が実行したら、あっというまに周りから人がいなくなりますね。

一つの中国

  • 2008.03.21 Friday
  • 14:14
中国大陸、マカオ、香港、台湾、チベット自治区、新疆ウイグル自治区は分割不能の中華民族の国家、「中国」でなければならない。

この政策により、多くのアジア人が苦しんでいるんですね。
「ひとつの中国」が他民族の集合体ってんなら問題は無いんですけど、
「中華人民共和国政府が全中国を代表する唯一の合法的政府である」
ってのが問題なんです。

つまりどんな民族も、漢民族が中心の政治に支配されなければいけないってんですね。
しかも、生活水準も漢民族以下。発言力も漢民族以下。それで漢民族の支配を受けなさいってんですね。

多民族国家は、共通する思想を持つとまとめやすいです。
アメリカなんかは
「強いアメリカ、世界の警察官」
ってのでまとまっています。
アメリカ国籍をとるときに、最後に聴かれる質問があるそうです。
「アメリカに危険が訪れたときに、チミは銃をもってアメリカのために戦えるかなぁ?」
こんな質問は日本国籍をとるときに聞かれたら大問題にされそうです。

もっと簡単なまとめ方は「仮想敵国」を作ることです。
他民族であっても、 生活水準が低くても、仮想敵国があればまとめやすいです。
これは教育だけで連鎖できますし、仮想敵国に立ち向かう政府や国家元首は感謝すべき相手だって形にすれば国はまとまります。

実際に日本も、大正から昭和の初期に、アメリカを仮想敵国として国をまとめていましたね。
戦後の高度成長期なんかも、アメリカを経済的仮想敵国にしていたフシがあります。

でも、民族別の貧困の差が激しくなってきたら、それも限界があります。
それだけ中国の経済格差が民族別にでかくなってきたんですね。

中国は一時期、他民族の支配を受けていた時代があります。モンゴルの「元」なんてのは有名ですね。
それを打ち破ったのが漢民族の朱元璋であり、「明」の成立です。

「明」あとは満洲族の「清」が統一しています。そのあとが現在の漢民族の中華人民共和国ですから、「明」が漢民族統一の一番近い王朝なんですね。
この時代の領土が現在の「ひとつの中国」に近いんですね。

この明は特殊な貿易をやっていました。
明国と君臣関係を持たない国とは貿易を認めなかったんですね。
君臣関係っていっても内政干渉を受けることはアリマセン。形だけなんですね。
まずは明の皇帝に貢物をして、王として認めてね。ってところからスタートです。
王は皇帝の下です。つまり明の皇帝がみとめたものだけが王ってことですね。
明に貢物をしたら、明が属国になってくれたお礼に下賜する品物は、その倍以上の価値があるってんですね。
しかも貿易を認められて膨大な利益を得られるってんですね。

あがめたてておだてておけば、でっかい利益が得られるんですね。しかも独立国のままなんです。属国ってのはどこまでも形だけなんですね。干渉されることもないってんですからオイシイ話ですね。

琉球王朝も、足利義満も日明貿易をやってるんですね。
朝鮮で明と敵対した豊臣秀吉でさえやろうとしたんですね。
それだけオイシイお話だったんです。
朝鮮での戦争が「明」を弱体化させた直接の原因だというのに、「明」側の答えは
「王としては認めるけど、貿易はゆるさん」
ってことらしいです。豊臣秀吉が形だけの家来になることに喜びを感じたようです。
明政府ってのは、全中国を代表する唯一の合法的政府なんてのからはかけ離れた存在だったんですね。
明から甘い汁を吸う形だけの属国になっている独立国がイッパイあったんですね。
広大な「明」の国土は、形だけの君臣関係で形が出来ていたんです。

実際に逆不平等貿易を維持するために国内は増税の連続だったようです。末期は国内の漢民族も「明」を憎むようになってたようですね。


中華人民共和国のトップは、この「明」の時代の形だけの君臣関係の国土を持って、現在の「ひとつの中国」って騒いでるフシがあるのですだ。

「明」ならば、国内の漢民族を犠牲にして回りの形だけの属国に媚を売っていました。
しかも内政干渉などはしない。
よって、国内の漢民族から暴動が起こり、そこを満州国のホンタイジに突かれて滅びたんですね。

「ひとつの中国」は回りの属国を犠牲にして漢民族を支えています。
しかも内政干渉しまくりです。

チベットはひとつの国の意識を持っていたのに、人民解放軍による1949年のチベット大虐殺により「ひとつの中国」に無理やりいれられてしまいました。
それだけでなく、漢民族だけの極端な高度成長により、漢民族とチベットの貧富の差はメチャメチャになってしまいました。
当然迫害されたほうから暴動は起こります。
しかも今回チベットで起こったのは軍事的暴動じゃないんですね。

チベットの独立の声に、「ひとつの中国」は軍事力でしか答えません。
「ひとつの中国」は、チベット大虐殺を繰り返すのでしょうか。
「虐殺がいやなら、ひとつの中国にはいっていることに喜びを感じろ」
ってのがチベットに対する回答のようですね。

こまったもんだニャー。

日本から一番遠い国(いただきもの)

  • 2006.12.31 Sunday
  • 20:30

スゴイ写真を知り合いからいただきました。ここは日本から一番遠い国に隣接した町。あたいは行くことがないだろうなあ。


なんとここは中国と北朝鮮の国境の町なのだす。ハングルと漢文の文字が見えますね


この橋が北と中国を結んでいるのですだ


中国側は高級車なども見れるそうだす。


北のほうからはこんな高層ビルが見えるように町が出来ているそうですだ・・・でも見えてないところは貧民街ですってよ


こんなんでテポドンは打ち落とせませんね


人民解放軍の方々も観光に来ているみたいです・・・人民解放軍って名前ですけど、実際は中国共産党強制軍ですね


よく読めませんが日本帝国とか侵略などの文字が踊っております。これで子供たちも矛盾なく歴史を相続して解放軍になれるんですね


川の真ん中から見た中国。まるで大都市・・・でも見えないところは貧民街


中国側の橋です


ここが国境


そして北朝鮮です。


大都会に見える中国側


なんか壊れているような小さな観覧車が見える北朝鮮


活気があるのかないのかワカラン街です


おお、北朝鮮の人民だ。絵に描いたような寂しげな姿です


これは軍人さんですね


これも軍人さんのようです。亡命者を監視する仕事をしているのでしょうか


なんなんでしょうか。何年も動いてないような感じの船やら重機がゴロゴロしています


北から見える中国です。こりゃ亡命したくなりますよね


正式の道はここだけです。でも、ここを北から渡って来れるのは限られた人だけ


亡命者はこのでかい河を・・・


真夜中に・・


党軍の目を盗んで渡ってくるのです


ここは簡単に行けませんね。願いとして簡単に渡れるようになると良いですものね。


これは、あたいが目からウロコでしたわ。

冬の・・

  • 2004.12.02 Thursday
  • 14:56
そうそう、チラッと見ただけなんだけど「冬のソナタ」。ものすごい古い撮影方法なんですよね。作り手としては????って作品でしたわ。
でも、見る側としたら落ち着いて見れるのかもしれませんね。日本の画像テクニックは行く所まで行っちゃいましたけど、別の言い方をしたら見てたら疲れる画像なのかもしれませんよね。その疲れる画像ばっかりのところに「君の名は」ぐらいのレベルの画像が出てきたから大当たりしちゃったのかもしれませんね。

・・・・でも、作り手としたらあのドラマは・・・・ウーン・・・・

ウェッブウォーズ

  • 2003.03.13 Thursday
  • 14:06
意見を言えば言うほど泥沼ってことってありますよね。
とくに「聞く耳持たず。おれが一番正しいんだ」
なんて奴があぶないものです。
それこそ北朝鮮とアメリカのような関係ですものね。
でもそんなあぶない人ほど「戦争反対」を言いますものね。
会話では北朝鮮とおんなじことしてるのにね。

国家的団結?

  • 2002.06.01 Saturday
  • 13:08
日本海で中学生ぐらいの時に遭難して、北朝鮮に連れ去られた方がお母さんに「本を出版して」と言って原稿を送ってきたそうです。
内容は日本にいたときの苦痛と、遭難した位置の変更。北朝鮮の海域近くで遭難して気を失って三日間漂流。海域内漁船に助けられたことにしてあったそうです(海で気を失ってなんで助かるんや)拉致問題の否定も載ってたそうです。色々考えてお母さんが出版を断念したって話が新聞にのってました。
この方のお子様もマスゲームに参加しているみたいですね。

マスゲームはすごいのでしょうね。わたしは見たいとは思いませんけど。マスゲームを見に行くにはずいぶんのお金がかかりますよね。こちらもそうですけど、向かえる側も国民以上の接待をしますよね。支出は国民がひどい目にあうだけ。収入はどこ行くの?国民に反映されるとは思えんぞ。旅行者が行けば行くだけドツボにはまっていくような気がしてなりません。

北朝鮮の方も考えておられる方がいると思います。でもそれを発言させない国なんですよ。死刑、良くても強制労働。わたしたちはタリバンから解放された女の人を見たばかりですよね。市民で開放以前はタリバンの悪口を言う人なんかいませんでした。たった5年ぐらいの独裁であの状態です。北朝鮮は2世代も独裁が続いているんですよ。
マスゲームは日韓ワールドカップを意識したものです。しかも国レベルのものです。国民レベルじゃないんですよね。そんなところにお金を回す余裕なんてないはずの国なんですよ。
大国ソ連でさえ、国民が飢えたために連邦が崩壊しました。

国民が飢える国が、国民の心を外に向けさせないための、しかも対外的に国家団結をアピールするだけのためのイベントがあれですよ。ストップさせて農地開拓には予算を回すつもりはないようですね。洗脳が進みすぎて亡命しか方法はないのでしょうね。

作られる感動

  • 2002.06.01 Saturday
  • 13:07
北朝鮮の朝鮮中央放送は31日、平壌での大規模な芸術公演である「アリラン祭典」で、4月29日の開幕以来1カ月間に約100万人の北朝鮮住民と、約50カ国からの700人余りが観覧したと伝えたんですって。金正日総書記の還暦と故金日成主席の生誕90周年を祝ったものだったんですね。韓国でのW杯開催を意識したものってのが見え見えですよね。

 同放送は「外国人や海外の同胞からの観覧申請が今も続いている」と付け加えたらしいです。だれか観覧申請したことある?

認めなければ逃げれるかも

  • 2001.12.30 Sunday
  • 01:48
それこそ認めなければダイジョウブ。
テロしようが、不審船送ろうが、テロリストが捕まろうが、拿捕されようが、自爆しようが、証拠なんか関係ない。
認めなければいいんだもん。証拠を突きつけられたら「ねつ造だ」の一言を忘れちゃダメだよ。

それでも文句を言ったら、国交断絶だね。

大丈夫、そのためにかっさらってまで作り上げた行方不明者がいるんだから。
さいしょっから探す気なんかないけど「もう探すのやーめた」
って言えばいいだけだから。

こっちの味方の政治家やマスコミなんかはイッパイいるんだから。人道的援助とか、帝国主義にもどった日本、てな風に騒いでくれるしね。はやく自衛隊を解散させてくれないかなー。

あと世界レベルでも、武器を使い物にならないようにしなきゃね。爆弾や細菌兵器、防御設備は全部禁止にしなきゃね。

その間にウチは核と細菌兵器は用意しておきましょう。

息子よ、いまはディズニーランドに行くではないぞよ。

あの国は裸も同然だから、批判すればすくに乗ってくる奴らがいっぱいいるからね。すぐに私たちのモノになるから待つのだよ。



このお話はフィクションです。・・・タブン。

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